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あまりにも「どうでもいい」と思うようなことが多くなってきてそろそろやばいんじゃないかと思うようになってきた。友達と会話をしている時も「早く終わらないかな」と思うばかりで、なんにも頭に入ってこない。「ねえ聞いてよ！彼氏がさ〜」って言われても、「ふーん、彼氏」ってなっちゃってなんにも入ってこないし、この子が男の子と手をつないだりキスしたりすんのかなと思うとなんか爪の中に丁寧に消しカス詰められたみたいな感覚になってまともに話を聞けなくなる。バイト中も、わたしがここにいる意味はなんだろうということばかりを考えて頭が空白のまま作業をしている。明確な存在証明がないと仕事すらまともにできない人間なのかしら。せっかく今日あったこととか話してくれてるのに、ふーん、よかったね、みたいなことしか言えなくて心象わるい

ところでさいきんわたしをこの世界に繋いでるのは音楽とカメラと三四郎のおふたりだけなんだなと思っている

音楽に関しては、音楽を聴いてる時だけちゃんと脳内に日本語が入ってくると言っても過言ではない気がする。曲の歌詞って一番きれいな日本語だなってずっと思っているから、歌詞を聴きとっている時がいちばん感性が研ぎ澄まされている。宇多田ヒカルの「初恋」を聴いた時なんてちょうどすきだった人に振られたくらいの時期だったこともあって、初恋じゃなかったけどイヤホンしたままそこから動けなくなった。帰りの山手線で謎の昏睡状態になって死んだように眠って３周くらいして帰ってからも呪縛が解けず指一本動かなくて、布団に倒れこんだまま永遠と「初恋」だけをリピート再生していた。あともうすぐ秋だからポリスピカデリーの「Ordinary」が染みている。それをよく聴いていた時期をふと思い出すというよりもその頃のわたしが生まれ変わるという感じがいちばん近い。大学１年の春から秋にかけてもしかして死ぬんじゃないかと思うほどすきだった人と会った帰りによく聴いていたからなんだかしんみりしてしまう。それにしても同じ大学内にいるのに全然会わねえな、今なにやってるのかな、元気かな、まあ、どうでもいいか

カメラはほんとうにどこにでも持っていくようにしているんだけど、全然とりださなくてお荷物になっていることが多い、もっとどうでもいい瞬間を切り取ってたくさん写真撮りたいのに、なんか忘れる。写真撮りに行きたいんだけどお金も時間もないし、じゃあもうどうすればいいんだ？

夏休み期間は割といろんなところに行ったし時間もあったから細々と撮ってたんだけど、もうだめ。せっかくカメラ買ったのに。残りの３か月くらいはカメラ強化月間にする

それで三四郎のおふたりに関しては、どのネタがすきとかどの番組がすきとかじゃなくて完全に人間像がすき、完全に好みって感じだから、お笑い好きの方々には怒られてしまいそう。自分からテレビをつけることがないから家族の中のだれかがつけたのであろうテレビに映っていた小宮さんの姿みて、世の中にはこんなアンバランスな人がいるのかと思った。家族のだれに言っても同意してもらえなかったからわたしだけの感覚なのだろうし、うまく説明もできないけど、バランスを失って倒れる途中みたいな危うさがあって、ああいう雰囲気の人がわたしはとっても好き、好み。近いうちにお手紙でも書いてみようかな。それで、相方の相田さんがわたしからすればものすごくバランスのとれた人だからなおさらよい、わたしにはすごくバランスのいい黄金律のコンビに見える。芸風とかネタとかのことは見たことくらいはあるけど知識がなさすぎてなんにもわからないからあくまでも人間性。しかもわたしの主観。だけどこの「アンバランス」とか「危うさ」とかいう表現はどうも褒めているように感じられないらしいからあんまり外では言わないようにする。わたしの中ではすごく褒めているのだけど。だれにも伝わらないことをごり押しするほど体力を使うことはないし、わかってもらいたくない部分もあるし、わかってもらおうがもらわまいがどうだっていい。ところで芸人さんを含む芸能人の方々に本気で恋愛感情を持っている人っているのかな。わたしはそういうのとてもいいと思う、真の人格を知ることのないまま恋愛感情を持つってなんかあやふやだし曖昧な感じで、掴めない感じがすごく好み、さぞかししんどいだろうけどほんとうに頑張ってほしい。それからどうでもいいけど「芸能人」って字面すごくいいな。芸の能力がある人、うらやましい

書きたいことが明確にないのに書き始めるからこうやってだらだら長い文章になる

ところでタイトルを打ち込む時に「sextion」ってなっちゃって鼻で笑った。おやすみ