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そんじゃここまでだ、さよなら

section-43

女性に対して、神聖なものを見るような視点を持っていることを否定できない。間違いなく(というか誠に遺憾ながら)自分も女であることには変わりないのだけど、女性という生き物はただ存在しているだけで自分が守らなければならないような気になる。夜道を…

section-42

前回このブログで記事を書いてからもう数ヶ月が経ってしまっていたことに驚きを隠せないでいる。そのあいだにわたしはアイデンティティの半分くらいを削り、就活ではバサバサと切り落とされ続け、中学受験の繁忙期を乗り越え、月経前のくそしんどい時期を何…

section-41

テス、テス、マイクテス。こちら、世界一のバカ。聴こえてますか? 何について書くんだろうと思いながらパソコンを開き、何についても別に書きたくないわたしに翻弄されながら今これを打っている次第なのだけれども、最近、わたしはいろんなことが嫌になって…

section-40

数年ぶりに教会の礼拝に出席するために早起きした。まあ早起きと言っても8時半くらいだったんだけど、普段のわたしから考えてみるとかなり早い。えらい。えらすぎる。家に帰ってから普通にベッドで昼寝してしまい、くっそエロい夢を見て起きた。なんでこん…

section-39

なにか書きたい気分になったけど特に書きたいこともなく、どうしようかなと思いながら自分のプレイリストを流し聴きしていたとき、ある曲が流れてきて、この曲について書こうかなという気になった。「本棚をみられるのは頭の中を覗かれているみたいだ」とオ…

section-38

普通になりたいとずっと思って生きている。こういうことを言うと「そういうこと言うやつってだいたいめっちゃ普通だよね」「大した苦労もしてないくせに自分を普通じゃない認定すんじゃねえ」って言われがちなんだけど、わたしは物心ついてからずっと、普通…

section-37

品川駅前にある名高いホテルのレストランでひとりで食事をしていると、向かい側のテーブルに座っていた家族連れの男性がローストビーフを口に入れたのが見える。あ、わたしも次はそれを取りに行こう、と決めて自分の目の前に置かれている食事に視線を移そう…

section-36

突然も突然すぎるが、わたしはクリスチャン(キリスト教徒)だ。学校の課題で中学1年の終わりころから教会に通い始め、課題がなくなってからも教会に通い、高校3年の10月に洗礼を受けた。ちなみに、ジョンとかマリアとか、洗礼ネームと呼ばれるものは存在…

section-35

すきとか、きらいとか、よくわからない。だけどあなたがいない世界線より、あなたがいる世界線にいたいなと思う。まったくの他人で、わたしの人生には何ひとつ関係のないことにいちいち感情を乱されている自分がいることに気付かされるから、ほんとうは出会…

section-34

ようやく病院に行く時間がとれたので、喘息の薬をもらってきた。今、胸に貼っている薬のおかげで気管支が広げられていて、すごく呼吸が楽だ。飲み薬のおかげで咳もすこし治まっている。ついでにさっきお風呂でアホみたいに大きな声でいろんな歌をうたってき…

section-33

3月25日、無事に大学を卒業した。今年は新型コロナウイルスの影響で卒業式ができず、学位をもらいに指定された教室に出向いて、学科の友人たちと最後のお別れをするという特殊な最後を迎えた。 当日指定された教室に行くと、女の子たちはみんな色とりどりの…

section-32

自分が、自分の感情が、自分のもっている感覚のすべてが、なにをもって満足したと言えるのかわからなくて、ずっと胸の奥に炎とも呼べない小さな灯火がくすぶり続けている。いくら息を吹きかけても消えない。わたしはロウソクになったのかもしれない 月から隠…

section-31

最悪になってしまった。いやもともと最悪だろと言われたら何も言えないのでもうそれまでなんだけれども、わたしは最悪になってしまった。最近ものすごい速度で春が世界を包みこもうとしている。肌や髪に触れる春があまりにも濃すぎる。もうすぐ桜が咲きそう…

section-30

執着心がほしい。考えてみれば今までなにかに執着するということをあまり経験したことがない。なにかのファンである時点でもうそれは執着だろうと言われてしまったらそれで終わりだけど、自分ではあんまり執着していると思っていない。何の変哲もないクソみ…

section-29

これはまずいことになった。もうすぐそばまで春がきている。さいきん冬特有の凍えるような寒さが全然なくて、それどころか、だんだん暖かくなってきている。昼間はヒートテックの下着を身につけていなくても平気なくらい暖かい。夜にふらふら歩いても、肌を…

section-28

つくづく、‪熱という漢字とは無縁な人生だとおもう。情熱、熱心、熱意……そういう単語とはまったく違う世界で生きてきた。いままでずっと将来の夢もなく、希望もなく、これといって秀でた才能もない。やりたいこともない。大学だって特に行きたいところもなか…

section-27

「人間」という枠組みがあるとして「普通」というカテゴリーがあり、それに入っていない人間を馬鹿にして無下にする風潮が、多かれ少なかれ人間社会にはあると思う。弾きものにされたこっちだって、自分を弾きものにしてきた大きな集団を非難する権利くらい…

section-26

‪洗い終わって止まったばかりの洗濯機から自分の目的のものが偶然発見されるみたいな小さな奇跡をずっと待ってる気がする‬。これが白馬の王子様思想というやつかもしれない。そんな奇跡なかなか起きないよな〜っておもってるときに限って簡単に見つかったり…

section-25

すこし前に塗った足の爪の色が気に入らなくなって落としていたらあっという間に色がなくなって、あしたからの人生どうしようなんて思っていたら3時間が経っていた。書きたいことなんてなにひとつないのに何か文章を書かなければならないような気がしたので…

section-24

わ‪たしの、祖母に関するいちばんはじめの記憶は、畳の部屋で化粧台の前に正座をした祖母が、口紅を引いているところだ。上唇と下唇に塗ったあと、上下のくちびるをすりあわせて色を伸ばしていたのをよく覚えている。祖母はいつも赤い口紅を塗っていた。それ…

section-23

ずっと同じ人のことをすきだったり、応援していたりするというのは、精神的にものすごい異常なことだと常々思っていて、それは自分にはまず存在しない類の感情なのだろうと思って生きてきたのだけど、存在しなかったはずの感情を手にしてからもう1年もたっ…

section-22

おい!突然だけど質問したいことがあるので、あとめっちゃ言いたいことがあるのでこんな時間だけどこんなものを書いている。 わたしとおなじように息をしてわたしとおなじように寝て起きて、ただふつうに生きているだけなのにどうしてあんなにきれいなんです…

section-21

ただひたすらに恋をしていたときの記録みたいなものが発掘されたので、ちょっと共有してみようと思った。お察しの通り、深夜テンションです 大学1年の秋から3年の秋まで好きだった人について、その日にあったこととかただただ自分が感じたことや考えたこと…

section-20

どこかで聞いた話だったらとても笑ってほしいのだけど、さっき課題をやりながら机に突っ伏して眠ってしまった時に小宮さんとふたりきりのとても哀しい夢を見たので、だれかに聞いてもらいたくてこれを書いている。ふつうにツイートしても良かったんだけど、…

section-19

子どもの頃、空の色が青だということがわからなかった。幼稚園のお絵かきの時間に空の色を青みのある緑色で塗っていたら、どうしてお空がそんな色なの?空は青だよと女の子に揶揄された。わざとその色に塗ったわけではなくて、ただ単純に見えていなかったか…

section-18

なにを中心にブログを書いているのかもはやよくわからないのですが、2019年6月28日(金)の三四郎annの出待ちに行った話をしようと思います この日は中学高校時代の友人と3人で、銀座にあたらしくできた「MUJI HOTEL」に泊まっていました ニッポン放送のすぐ…

section-17

愛とは呪いのことなのだろうかと思う 学科の人が自由に使える合同の研究室みたいなものがあって、わたしは最近そこにいることが多いのだけど、いつもだいたい4人くらいで集まっておのおの作業している。わたしを除いたそのうちのふたりはカップルで、もうひ…

section-16

だれかに贈りものをするということが、ずっと昔から苦手だ 誕生日になにかをもらうと焦る。もらった瞬間から、返すことにばかり気を取られてしまう。相手がわたしからのお返しを期待しているわけではないとわかっていても、それでもどうしようと思ってしまう…

section-15

この頃、相田さんの安定感や小宮さんの不安定さについて深く考えることが多い。わたしが心理学を専攻していることもあるとおもう。そもそもテレビで見たりライブで見たりする芸人さんのパーソナリティについて考えるなんて絶対おかしいんだけど、すごく興味…

section-14

すきについて書こうと思う だれかのことすごくすきだとしてもちゃんときらいなところもあるよ ちゃんと軽蔑しているよ だれかに対して盲目的でいられなくなったというのはすこし哀しくて寂しいことだ でもきっと正しい— minori (@____013m) 2019年4月14日 最…