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そんじゃここまでだ、さよなら

section-22

い!突然だけど質問したいことがあるので、あとめっちゃ言いたいことがあるのでこんな時間だけどこんなものを書いている。

 

わたしとおなじように息をしてわたしとおなじように寝て起きて、ただふつうに生きているだけなのにどうしてあんなにきれいなんですか?

昔すきだったひと(このひとつ前の記事のひと)にいちど聞いたことがある。「どうしてそんなにきれいに生きていられるの?」そうしたらその人には「別にふつうだけど。目が悪いからそう見えるだけなんじゃない?」と言われ、落胆した。

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突然だけど、アンチへテロセクシュアリズムについて話したい。簡単に言うと異性愛主義反対派ってかんじなんだけど、わたしはその主義をもって生きているので、ちょっとでいいから聞いてもらいたい。

ラブストーリーってかならずしも男女じゃなくてもよくない?だれかがだれかの呼吸をみてきれいだと思うことを男女に限定してしまったら、感性は弱体化するし、世界は狭くなる。きれいなものが好きなのなんてみんなおなじでしょう。

ところですきなひとにすきだということは、どんな場合でも人生最大の花火をあげるようなものですよね。わたしはいちどだけひとにすきだと言ったことがあるのだけど、そういうときってもうどうしたらいいのかわからなくて、絶対ふられるってわかっていても、あなたのいのちはわたしにとって何にも替えられないくらいうつくしくて、あなたを見るたびにどうしたらいいのかわからなくなってとりあえずいちど呼吸を止めてみるんだけどそれだけじゃ追いつかなくてやっぱりどうしたらいいのかわからないままあなたの横にいるんですよってことを伝えてしまう。いったい何を言ってるんだ?

ところで、夢を見ているとか幻想だとかお姫様思考だとかそういうことではなくて、単純にだれかに期待して裏切られてしまうのがこわいから付き合ったり別れたりという道を選ぶことができずにここまできてしまったわけで、そして何より、わたしのことを好きだと思う人なんて異常すぎて一緒にいられない。恋人をつくるということができている人は、それだけでもう自己肯定感が一定以上あるんじゃないかと思う。だれかを受け入れることはできても、だれかに自分を受け入れてもらうことってすごくこわくない?こういうようなことを友人(仮)に軽く話したら「受け入れてもらえるだけで幸せなんだからそういう贅沢を言うな」みたいなことを言われたことがあってもうそういうことじゃないよってため息が止まらなくなったんだけど、幸せだろうが幸せじゃなかろうが、いちど受け入れられたらそれからずっと見捨てられる日のことを考えてしまいそうで不安なんだよ

わたしは絶対に見捨てられない、だいじょうぶ、ずっと一緒にいられる、って思えるほどまともな人間じゃないよ。それから、自分がずっと他者を認めていられるほど頭のいい人間じゃないことも知ってるよ。無責任に付き合ってくださいって言えないよ

 

あと、同性愛をバカにする人が未だにいてびっくりしているよ。昔そこそこ仲の良かったともだちに、ぶっちゃけ女の子でもかわいいな、好きだなって思うことない?って聞いたら「えー、それはいくら友達でもキモいな。っていうか絶対わたしのこと好きにならないでよね」って言われたことがあってほんとうにちゃぶ台ひっくり返そうか悩んだ。おい、ひとがひとをきれいだと思うことを、性別という武器をつかって制限するな。それならあんたが散々わたしに聞かせてるバイト先の先輩への恋心も総じてキモいからな。性別が同じってだけで死ぬほど悩んで、それでもリスクを冒してまで好きだと伝える人がいることを絶対に忘れるな、そういう人のことをバカにする権利は、異性愛者にはない。というか、全人類にない。「ふつう」の海の中を悠々と泳いで生きてきて、少しはみ出た「自分とちがう」ひとたちをバカにするようなあなたたちには。

というかね、そもそも一途にひとを好きでいるということ自体めちゃくちゃキモいからな。それが恋愛の好きじゃなくても、ふつうにファンとして好きとか、友達としてとか、どんな類の好きでも、それが一途であればあるほど異常だとわたしは思う。だってその人の呼吸をずっときれいだと信じているということだよ。片思いってめちゃくちゃ賞賛されたり、一途ってめちゃくちゃ美化されるけど、ふつうの精神状態じゃないと思うよ。哀しい。だってその人が特別だと信じて、その人がいちばんうつくしいと信じてずっと生きていくということ、ほかにももっとうつくしいものはきっとたくさんあって、あなたにとっての特別が足元に転がっているかもしれないのに、それを無視して、何なら踏みつけて、それだけを見つめているんだよ。寂しいよ

きっと意味のあることなんてなにひとつないんだろうな。ぜんぶぜんぶ意味なんてないんだよきっと。だれかのことが好きだからってわたしの人生にはなんの意味もないの。だれかに好かれたからってきっとなんの意味もない。でも、その意味のない感情や行動にすらすがってしまいたくなるほど、人間ってひとりでは生きられない生き物なんだよきっと

 

今すきだと信じてそれを大切におもっているわたしが、明日にはそれがどうでもいいガラクタに見えるわたしになっていたらどうしよう

 

なあ、あんだけ女の子が寄ってきて、自分と話したい女の子がたくさんいて、自分の横に並びたい女の子や、自分と付き合いたい女の子がたくさんいて、それでも自分のたったひとりのすきな女の子に振り向いてもらえなかったとき、なにを思うんだよ。

 

何を書きたくてパソコンを開いたのかわからなくなっちゃったけど、でも、すきなひとの生き方がわたしはすきだな。「すき」は恋愛の意味ではないけど、でもめっちゃすきだな。何回も言うけどすごいすきだな。顔とか、手とか、見た目だけじゃわからないところがすき。だって顔みたいに目に見えるところはもしかしたらとってかわれるかもしれないけど、その人の性格や価値観や生き方はその人に生まれないとできないことだから。今から真似できないから。そういうのがすきだな。生きていてくれてうれしいな。

あー、たぶんフォロワーさん何人かいなくなっちゃうな。ていうかわたしね、たぶんこういう恋愛論とか人間関係論みたいなのでひねくれ3に出られるような気がする。